新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)ワクチン接種 に関し追加項目

このところ新型コロナのワクチンを接種された人が、わたしの周辺でもかなり多くなって参りました。首相官邸データによれば、国内のワクチン接種率は、9月28日時点で1回接種69.6%、2回接種が58.7%となっています。(下図;首相官邸web-siteより)

このようにワクチンを接種した人が増えている中、何らかの理由で接種しない(できない)人がおられます。このようなことからだと考えられますが、厚労省は新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)9月24日時点版に、ワクチン接種に関する考え方が追加されています。

そこでは、接種を拒否した労働者の解雇や雇止めは不可とし、配置転換については就業規則等に基づいた配転命令は可能ですが、業務上の必要性と配転による労働者の不利益の程度によっては権利濫用とされることがある、としています。

また、新たな従業員採用の際、新型コロナのワクチンを接種していることを採用条件にするは、その理由を示して募集することが望ましい、としています。