金融庁から「公的保険について(民間保険加入のご検討にあたって)」が報道発表されました

令和4年3月11日に金融庁が公的保険制度を解説するポータルサイトを開設しました。

そこでは、“個々人が様々なリスクに備えるために民間保険に加入する際は、公的保険を補完する民間保険の趣旨に鑑み、公的保険の保障内容を理解したうえで、必要に応じた民間保険に加入することが重要です。”としています。

弊事務所でも仕事柄、労災保険、雇用保険、健康保険、厚生年金をはじめとした「公的保険」のご相談を受けることが多いのですが、さまざまなリスクに対する補償のベースとしての公的保険を知らずに、上乗せや補完的な意味合いの民間保険にだけ入っておられること驚くことがございます。

このたび金融庁からの「公的保険について(民間保険加入のご検討にあたって)」を出されたことは正に慧眼であります。会社にとっては無駄の排除、家庭におかれては効率的な家計のやりくりを考えるうえで重要なことを示唆している、と言えるでしょう。