埼玉高速鉄道「浦和美園駅」東口から越谷浦和バイパスに向かい、越谷方面に500mほど歩くと綾瀬川に出ます。
綾瀬川にかかる橋のたもとから、浦和美園四丁目公園を通りマンション群のほうに歩いていきます。交差する通りに出たところで対岸に渡り、綾瀬川左岸を進みました。

イオンスタイルの店舗がある新しい通りを横断し、右手の新興住宅地と綾瀬川の間にある土手道を進みます。このあたりまでくると、埼玉スタジアムがいい感じで見えてきました。周辺は工事中でまだ何も建っていないところが多いです。開放的な場所で、散歩に最適なところだと思います。

ここからさらに綾瀬川は北西方向に流れていきますから、スタジアムのすぐ側を歩くことになりますが、この辺は川が蛇行していることと、住宅と河岸の境が不明な場所が多く、部分的に川のすぐ横を歩くとができません。それでも道なりに歩いていくと、東北自動車道、国道122号が近づいてきました。
綾瀬川は、東北道の下をくぐり、歩行者は東北道の上にかかる高畑陸橋を渡ります。

東北道を越えてさらに北西に歩を進めると、東北道の東側とは違い、おだやかな田園地帯となります。この田園地帯では綾瀬川に沿った道がなく、川とかなり距離をおいた綾瀬川右岸近くの農道を歩くことになります。単調な田んぼのど真ん中をただひたすら歩くわけですが、車のとおりは少なく、のんびり気分を満喫できました。
東楽園通りを越して道なりに進んでいきました。このあたりから再び綾瀬川に沿って歩いて行けます。しばらく進むと東宮下親水公園があります。新しい公園なのでトイレなどの設備もきれいで気持ちいいです。ここのベンチに腰かけてバッグに入れてきたお手製の蜂蜜パンを食べながら一休みしました。

東宮下親水公園から綾瀬川に沿って歩いていくと、霊園に突き当りになるので、それを回避するように進みますから、いったん綾瀬川からは離れます。道なりに進んでいくと、綾瀬川と思しき川になりますが、これは深作多目的遊水池のほうへ進む深作川です。東側の綾瀬川のほうへ向かい、新簀子橋(しんすのこばし)で国道16号・東大宮バイパスを渡り、いかにも旧道といった通りを進むと岩槻の大橋にたどり着きました。
