蓮田鴻巣線311の小厩橋から綾瀬川起点碑に向けて歩きます。橋のたもとに綾瀬川上流改修碑がありました。戦前はいかに水が貴重なものであったか、思わされます。題は島田俊雄農林大臣によるもので、冒頭には関東郡代伊奈忠治、備前堤と興味深い名称が刻まれています。

小厩橋の東側からの綾瀬川です。

小厩橋の上からの綾瀬川です。

小厩橋の東側、この伊奈町側の側道を歩いていくことにしました。

綾瀬川の伊奈町側住宅地を道なりに1.3kmほど歩くと急に景色が開けて田園地帯となりました。ここからは道幅は広くありませんが、整備された歩道(伊奈町ジョギングロード)が、さいたま菖蒲線5号と交差する境橋まで6.35kmほど続きます。

あまり幅のないロードなんですが、何も考えず‥ひたすら歩くにはもってこいのロードです。

途中、東北新幹線の下をくぐり、はるかに広がる田園の中を北、北東へと進みます。小腹がすいてきたので「いな穂街道」へ出てセイコーマート伊奈大針店でアンパンを補給しました。再び綾瀬川に戻り、さらに北、北東を目指し歩きます。ジョギングロードは幅が狭いので、前方から来る人(歩行者、ジョギング、自転車)がいると一旦立ち止まって道を譲りあうこともあります。

この辺まで来ると、もはや用水路といった雰囲気で、とても一級河川という威風はない、かな?。

生い茂った草で、綾瀬川の水面が見えなくなる箇所があります。

大きな通り(さいたま菖蒲線)を渡ると、今度は工業団地の脇道を進むようになり、かなり綾瀬川起点碑に近づいた感があります‥と突然、綾瀬川沿いの道が途絶え、元荒川水循環センターが立ちふさがりました。綾瀬川はまっすぐに行くのですが、歩行者は左折。

しかたなく、南西に進みセンターに沿って歩きます。少し進むと‥車が入れないような未舗装の道となります。

この先‥どうなんの?、そう思いながら歩いてました。

センターを回り込むようにさらに進むと、正面に上越新幹線の線路が見えてきて、舗装された道路に出ます。この舗装された道路を北へ150mほど進むと綾瀬川起点碑がありますが、人が歩けるスペースがないので、道を超えた田んぼ道を歩き、起点碑に接近します。

起点碑の道をはさんだ対面に、まだ少し綾瀬川の続きがあり、まさに田んぼの用水路といった様子です。