傷病手当金支給申請書は、1ページと2ページは本人が記入するところで、氏名や生年月日等の被保険者情報や振込先金融機関、傷病名およびその原因、支給申請する期間、給料を受けたか否か、などを記入するようになっています。

3ページは会社が申請する人の勤務状況や賃金支払い状況を、4ページは病院が傷病名、労務不能と認めた期間、診療日数などを記入するようになっています。

支給申請書は、全国健康保険協会のwebサイトからダウンロードできるようになっていて、昔と違ってわざわざ取り寄せる手間がなくなりました。同webサイトには「申請書の印刷についてのお願い」があり、印刷時のプリンターの設定や、トナーの設定まで細かく指示がなされていますが、まず冒頭に記載されているのは「片面で印刷していただきますようお願いします。」ということです。ですから、A4サイズの用紙に片面で4枚をプリントすることになります。

この4枚を申請する人に渡す場合、1~2ページは自分で書いて、3ページは会社で書きますので、4ページには病院の証明をもらってください、となりますね。この後、4枚を受け取った申請する人(被保険者本人)は、病院用の4ページだけを先方に渡して「記入して証明をください」となりますね。このときに病院側で本人が申請しようとしている期間を確認すればよいのでしょうが、そのような確認がなければ受け取った日あるいは記入日現在で労務不能期間を記載することがあります(..ありました)。結果として、本人が申請期間として記載した期間と、病院が労務不能と証明した期間がズレて申請書が出来上がってしまう、ということになります。このようなことを要因として、この後、いろんな勘違いがあって変なトラブルが生じることがあります(ありました)ので注意いたしましょう。

ところで、協会けんぽが実際に配布している「傷病手当金支給申請書」もA4サイズの4枚片面印刷の4ページからなっているのでしょうか。実は、配布している申請書は、A3サイズの両面印刷1枚のみで、昔からの傷病手当金支給申請書の形式と同じです。これですと、すべての情報が1枚の用紙に包含されているので、この用紙で病院に出せば、病院は被保険者本人が記入した申請期間を確認し、それに沿って労務不能期間が記入できるようになります。

本当は、各社のパソコンでもA3サイズ両面印刷を協会けんぽが認めてくれればよいのでしょうが、現状ではA4サイズの片面印刷しか許されていません。前述のようなトラブルを回避するためにはどうすればよいか‥4枚をホチキスで綴じるしかありませんね。思い余って協会けんぽに電話したところ、ホチキスで綴じてもいいそうです。