コンビニにある無料のフリーペーパーや、日曜の新聞に入ってくる求人チラシを見ていると、雇用形態の頭文字や求人マークが示されていますね。求人誌上の雇用形態には、①正社員、②契約社員、③パートタイマー、④アルバイト、⑤派遣、⑥業務委託(ぎょうむいたく)、請負(うけおい)などなど様々混在しています。これを2つのグループにざっくり分けると、①~④は雇用契約によるもの、⑤~⑥は請負契約によるもの、と区分して差し支えないでしょう。koyoukeoi001

図表に、雇用と請負の違いを労働社会保険関係を中心に書き出してみました。業務委託または請負で仕事をするとなると‥労働者ではなく「個人事業主」となりますから、労働者を保護するために作られている法律がまったく適用されなくなりますね。働くにあたっては雇用契約なのか、請負契約なのか、はとても重要なことです。

さて、請負とはなんぞや、身近な例では、私が近所の大工さんに家の雨漏りを修理してもらう‥この場合は大工さんが請負契約で仕事をすることになります。ですから、求人チラシに置き換えれば私が「人を募集している会社」で、大工さんが「その仕事に応募してきた仕事を探している人」という関係と同じことになります。大工さんは家の修理を完成させることを約束して、修理が完成すれば私は代金を支払うことになります。

請負契約では、一般に仕事が完成したときしか代金はいただけません。雇用契約で雇われて働くと、仕事をやれば時給や日給あるいは月給という形で少なくとも1か月に一度は給料を受け取れます。請負契約で働くのは、なんだかとても厳しそうですね。

どんな仕事で請負契約による募集をしているのでしょうか。昨日、コンビニで貰ったフリーペーパーや求人誌を見ると、軽貨物ドライバー、美容師、宅配販売スタッフ、トラックの回送、ゆうパックの配達業務、リサイクルドライバー、配送スタッフ、リラクゼーションスタッフ、ルート配送、内職スタッフ、リラクゼーションセラピスト、チラシ配布員、夕食弁当お届けスタッフ‥などが掲載されていました。

仕事はどのようなものでも厳しいものですが、結果をダイレクトに問われる請負で働くのは、その具体的な契約の中身を理解し、覚悟をもって臨まなければあとで後悔する可能性が大いにあるように思われます。求人チラシの求人マークは、よく見て応募するようにしましょう。