「使用証明」という言葉を耳にしなくなったのは、平成15年の労基法改正時からだったでしょうか。現在では「退職時等の証明(労基法22条)」と言われています。

さて、求人事業所は応募者本人の持つ適性、能力が求人職種の職務を遂行できるかどうかだけを基準として採用選考を行い、それ以外のことを採用基準にしないことが、職業選択の自由、就職の機会均等などを理由として求められています。

中途採用を行う求人事業所が、求職者の前職での職務経験を把握するため、退職理由証明書の提出を要求する場合、予定された職務との関連で求職者の適性判断のために必要不可欠な事項に限られるものと類推できますから、平成15年改正前の使用証明と言われていた時代の記載事項に限られてもいいのではないか、と思います。

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